2018-04-09

【2018年度版】ベトナムにおける昇給率の動向

今回は、昨年末に弊社が実施した2018年度版の給与昇給率調査結果より、昇給率の経年推移について動向を概観します。

 

【ベトナム人社員】昇給率の経年推移(中央値)

 

2016年に引き続き、昇給率は減少傾向へ

ベトナム人社員の平均昇給率は、2011年以降右肩下がりの減少が続き、2017年実績及び2018年の予測値は、いずれも10%を割り込む結果となりました。
一方、パフォーマンスの高い社員に対する「最大昇給率」においては、2018年予測値でも引き続き10%を超えています。

このことから、昇給率が下落するトレンドにおいても、企業がベトナム人の昇給配分になるべくメリハリを残そうとしている姿勢が窺えます。

昇給率の詳細に関しましては、給与昇給率調査結果にて2011年~2018年の最新版まで販売しております。
ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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ライター

前田純

前田純

ICONIC 組織人事コンサルティング部。名古屋大学を卒業後、日本の会計事務所にて約4年間、中小企業の会計・税務といった「カネ」に関する業務を行う。その後、「モノ」を扱う製造業を経て、2015年よりベトナムへ進出。ICONICにてベトナムにおける人事労務に関する業務を行うことで、世の中の「ヒト・モノ・カネ」について国内外を通して経験。

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