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2018-09-20
ベトナムにおけるボーナスと初任給の動向【ボーナス平均支給額と初任給の経年推移】
今回は今年5月に弊社が実施した最新の給与昇給率調査結果より、ボーナスと初任給の動向を経年推移を追いながら概観します。ボーナスの平均支給額については、ここ数年の1.1~1.4ヶ月分の支給レンジからはずれるような大きな変動はありませんでした。ボーナスの支給義務が法律で定められている訳でありませんが、「13ヶ月目の給与」の慣習が根強く残っていることが窺えます。
2018-08-23
【シリーズ③】ベトナムではなぜ、日本の人事制度をそのまま使えないのか?~書類は意図を伝えることを目的に意訳する~
等級定義や人事考課表の翻訳時に見られるのが、日本語版をベトナム語に直訳した結果、本来の意味がさっぱり伝わらないというケースです。人事制度関連の書類の翻訳は、直訳ではなく意図を伝える意訳が基本です。単語間のニュアンスが多少違っても、大筋の意図がしっかり伝わることを優先し、意訳することが大切です。
2018-08-20
【2018年度版】ベトナムにおける役職毎の給与水準の動向
昨年末には、今回で10回目となる給与昇給率調査を実施し、お蔭様で205社319拠点の企業様にご回答協力をいただきました。ご協力いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。さて、今回は、1~4月の昇給シーズンが終わった直後に実施した最新の調査結果より、役職ごとの給与水準の動向について概観します。
2018-07-19
【シリーズ②】ベトナムではなぜ、日本の人事制度をそのまま使えないのか?~その国の労働市場の相場観を反映すること~
人事制度の骨子自体は、そこまで多様性があるものではありませんが、ターゲットレート設定や、当地市場での「標準者」をどう捉えて標準者モデルを設定するかで、制度の競争力が劇的に改善したり悪化したりします。
2018-07-19
【シリーズ①】ベトナムではなぜ、日本の人事制度をそのまま使えないのか?~社員への説明責任を果たせるものであること~
日本に本社がある企業様で、日本で使用している人事制度をそのまま翻訳して、ベトナム現地法人でも使っている方はいらっしゃいませんか。この場合、往々にして「表現が抽象的過ぎて伝わらない」「基準が曖昧」「昇給や昇格スピードが、当地の労働市場対比すると遅い」などの不具合に直面します。
2018-04-10
ベトナムでの労働災害・職業病における雇用者の責任
ベトナムでの労働災害・職業病における雇用者の責任について、賠償費用やその範囲等をベトナム労働安全衛生法の規定に基づいて紹介します。応急処置から治療までの負担費用、労働者の過失またはそれ以外によって被災した際の賠償額など、概要を知っておきましょう。
2018-04-09
【2018年度版】ベトナムにおける昇給率の動向
ベトナム人社員の昇給率の動向について、2018年度の最新情報をお届けします。弊社で実施している2018年度版の給与昇給率調査結果によりますと、昇給率は引き続き減少傾向にあります。ただし、パフォーマンスの高い社員に対する「最大昇給率」は増加傾向にあることから、企業が昇給配分にメリハリを残そうとしている姿勢が伺えます。
2018-03-10
【2018年度版】ベトナムにおけるボーナスと初任給の動向
弊社が実施した2018年度版の給与昇給率調査結果より、ベトナムにおけるボーナスと初任給の動向についてお伝えします。ボーナスは2018年も過去同水準と予想されますが、基本給の上昇によりボーナスにかかる予算は増加しているものと考えられます。初任給は、2017年実績対比8.9%の上昇と予想されます。
2018-02-28
【2017年-2018年】インドネシアの給与動向調査結果について
2017年-2018年におけるインドネシアの給与動向調査結果についてお伝えします。給与・昇給率調査の結果では、課長(マネージャークラス)の給与の強相場形成が成されてきた印象です。課長クラスの年齢は37~46.5歳で、給与は1,200万ルピア強が最も標準的なスタートラインと言えます。
2018-02-27
ベトナムの労災保険制度とは?
ベトナムの社会保険における労働災害及び職業病の保険制度について、支給を受けるために必要な条件を紹介します。労働災害の支給は、職場で勤務時間中または雇用主の指示で職場外・時間外に発生した事故である等の条件を満たす必要があります。職業病の支給は、保険省が指定する職業病に羅患し、労働能力が喪失したという条件に合致している必要があります。